認定・推奨キュービクル認定制度について

認定品 キュービクル式非常電源専用受電設備

キュービクルの認定制度について

火災の際に人命を守るため、避難、救助、あるいは初期消火に要する消防用電源を確保するための 受電設備のうち、高圧で受電するもので(社)日本電気協会が定める認定基準に適合しているかどうかを 厳重な書類審査と現場審査で確認され、合格したキュービクルに認定書が交付されます。審査に合格したキュービクルには「認定品」の銘板を正面扉表面に取付けます。
また、認定品には、形式について行うもの(形式認定品)と 個々のキュービクルについて行うもの(個別認定品)があります。消防庁告示第7号に準拠し、万一の火災発生時に消防設備用電源を確保するための構造を具備した、(社)日本電気協会の認定品です。 機能性と経済性とを満たした非常電源専用受電設備です。

形式認定品の対象

変圧器総容量 4000kVA以下
弊社取得範囲 屋外形 2000kVA以下
屋内形 2000kVA以下
変圧器単体容量 3φ2000kVA以下
1φ500kVA以下
盤の外形寸法 形式取得寸法以上
認定品銘板

個別認定品の対象

  • 形式認定区別のもの。(該当する形式認定の区分の認定品を取得してない場合)
  • 受電設備容量が形式認定の区分を超過するもの。
  • 盤の外形寸法が形式既取得認定のものより小さいもの。
  • 動力用変圧器の1台の容量が2000kVAを超えるもの。又は、電灯用変圧器の1台の容量が500kVAを超えるもの。
  • 上記以外で個別に審査が必要なもの。
    • (イ)ガス絶縁変圧器を使用しているもの。
    • (ロ)三相変圧器のみのもの。
    • (ハ)低圧自家発電設備と接続するキュービクルであって、別に定める低圧自家発電設備取扱要領に該当するもの。
    • (ニ)その他特殊な設備が付属しているもの等。

個別認定品はその都度審査になりますので、設備毎に申請書、添付書類手数料が必要となります。又、審査は書類審査と完成品に対する現場審査が行われますので製品納期にも十分注意する必要があります。

推奨品 キュービクル式高圧受電設備

キュービクルの認定制度について

安全で経済的かつ信頼性のあるキュービクル式高圧受電版設備の普及をはかり、 需要家設備の電源確保と、電力会社への波及事故の防止を目的として確立された制度です。
推奨キュービクルは(社)日本電気協会が定める審査基準に適合しているかどうか 厳重な書類審査と現場審査で確認され、合格したキュービクルに推奨書が交付されます。審査に合格したキュービクルには「推奨品」の銘板を正面扉表面に取付けます。
経済性と合理性を追求して完成された小型・高性能で広範囲にご利用いただける受電設備は、(社)日本電気協会の推奨品です。

形式推奨品の対象

変圧器総容量 4000kVA以下
弊社取得範囲 屋外形 300kVA以下
屋内形 300kVA以下
変圧器単体容量 3φ2000kVA以下
1φ500kVA以下
盤の外形寸法 形式取得寸法以上
推奨品

受電設備容量が形式推奨の取得範囲を超えるもの又は、盤の外形寸法が形式取得推奨のものより小さいものは個別推奨品の対象となります。